みなさんこんにちは。主税(@chikarakouichi)です。
これから、夏休み季節に変わり、学生のお客様が増えて来られる時期になります。
学生といえば、校則でパーマ・カラーは禁止になりますよね。
ですが、唯一大丈夫、というかバレないのが縮毛矯正ですよね。
学校によれば、最近だと癖毛がひどくていじめられる原因になる可能性があり
ただ、申請すれば縮毛矯正を当ててもいいよというのも学校では増えて来てるそうです。
そこで、今回のブログ内容は黒髪に縮毛矯正を当てる際に気をつけなければいけない注意点をお話ししていこうと思います。
学生で縮毛矯正を当てる方
事前の注意点
黒髪の方
学生で縮毛矯正を当てるか悩んでる方
まず、癖毛で悩んでる方は沢山おられます。
学校だとどうしても毎朝アイロンして伸ばしていかないといけなかったり、学校の先生からは「パーマ当ててるやろ!」と怒られたりして、本当に辛い事も多々あると思います。
なので、私のブログを見てもらって真っ直ぐに憧れるサラサラストレートヘアになりたい方、癖毛を生かして自分に似合うスタイルを是非共見つけてもらえたらなと思います。
勿論、髪質やヘアスタイルによってその時のリスク度合いなども変わって来ますが、それを考えた上で縮毛矯正を当ててもらえたらなと思います。
ヘアスタイルのイメージチェンジやコンプレックス解消としてヘアスタイルで遊んでもらえる事は美容師として価値あることだと感じますが、その反面、薬剤施術の場合はリスクもあります。
事前に当てる前の注意点を教えます
では、縮毛矯正を当てる前にどういった事が髪の毛にリスクが生じるようになるのでしょうか?
黒髪の縮毛矯正は時間がかかる
これはどういったかというと、黒髪の場合美容室での薬剤を使用したことがなく、パーマ・カラーでの施術もほとんどないケースが多いので、ダメージも通常よりも少ないんですね。
その為、美容師的な表現で言いますと薬剤施術してる方よりも、キューティクルの枚数が多いんですね。
縮毛矯正のお薬は1剤で髪の毛のキューティクルを広げて、内部のSS結合を切る作用を行うんですが、このキューティクルの枚数が多いとキューティクルを広げて結合切るまでに時間がかかってしまいます
なので、この時間分が黒髪で施術をされる際、薬剤施術されてる方とでは時間が変わって来てしまいます。
ダメージがすべて悪いわけではなく、ダメージがあることによって毛先のまとまりを付けたり、薬剤施術を行う上でいい場合もあります。
◎平均おおよそ2時間半〜3時間
◎3時間以上〜4時間
場合によっては、1剤を塗って反応が弱い場合はある一定の時間を置いたらそれ以上時間置いてもお薬の作用は少ない為、2度1剤を塗布する事があります。
その他髪の毛の量によってアイロン操作も時間がかかる場合などもでてきてしまいますので、その場合だと4時間以上は時間かかる可能性がありますので是非こちらは頭に入れといてもらいたいです。
薬剤施術を初めて行うとダメージが現れてくる可能性があります
縮毛矯正は美容師の技術の中でも一番ダメージが出やすい技術と思っております。
1剤にはアルカリ剤という成分が入っており、髪の毛の健康な状態は弱酸性が一番いい状態と言われています。
このアルカリ成分は髪の毛のキューティクルを広げる役目があるのですが、弱アルカリ成分での矯正剤で広げれるキューティクルの枚数なら良いのですが、黒髪だとこのキューティクルの枚数が多いので弱アルカリの矯正剤で施術を行うとキューティクルを広げるのにめちゃくちゃ時間がかかってします。
それこそ4時間ではまず終わりません。
なので、黒髪の場合どうして時間を短縮する為に、アルカリが入ってるお薬を使います。
では、どうしてダメージが見えてくるのかというと、出来上がりは綺麗でサラサラになってダメージは見えにくいのですが、実際は髪の毛の中では1剤とアイロンの熱によって痛みは出ています。
当ててから1ヶ月や2ヶ月ホームケアも全くしないとこのダメージはどんどん進行してしまいますので、それが毛先の引っ掛かりや切れ毛や枝毛の原因になって見えてきます。
縮毛矯正の繰り返しはお薬によっては髪の毛にハリ・コシが弱くなってくる
これは、あくまでも私自身の経験になりますが、縮毛矯正は180度近くのアイロンで髪の毛をプレスして伸ばす工程があります。
この工程があるから癖を伸ばす事が出来るんですね。
美容室でのお薬は日々進化しておりますが、薬品はメーカーによってバラバラで当然美容室を色んな所をはしごしてる状態だと、その美容師の技術内容によってその時の縮毛矯正の仕上がりやダメージの出具合も変わってきてしまいます。
こうして縮毛矯正を何度も繰り返し、毎回全体で当ててしまうとどんどん毛先は弱くなってしまうわけです
半年周期で当てる方が一般的ですが、長さをバッサリ切るようであれば全体で当てても大丈夫ですが、長さを残しながら全体を毎回当てるのは控えましょう!
一年間で2回当てる際はそのうち1回は伸びた部分のリタッチ矯正で2回目は全体で当てるといったような感じで行う事をオススメ致します。
初めてのの縮毛矯正したら、黒髪が少し明るくなる場合がある
こちらは、全ての方に該当するわけではないですが、特に学生の方は知ってもらいたいなと思います。
やはり、学校の校則で髪の毛が少し明るかったりしたら注意を受ける事がありますよね。
黒髪で縮毛矯正を当てると、薬剤でキューティクルを開く際にメラニン色素というのが流出してしまい、アルカリ成分が反応を起こして最初ご来店していただいた時よりも髪の毛が少し明るくなってしまう場合があります。
勿論これは黒髪の方だけではなく、ヘアカラーをされてる方は特に明るくなってしまう時もあります。
こんな感じで、本当に全員ではないので『大体5人に1人ぐらいは2トーンぐらい』明るくなってしまう事があります。
当てる前はちゃんとリスクも知って頂き当てましょう。
黒髪で縮毛矯正を当てる方のまとめ
どうでしたか?
ここ最近では小学生の子までも縮毛矯正を当てに来られます。
勿論、親の同伴ですが、
当てるのは全然大丈夫なんですが、くせ毛も綺麗な髪の毛になり解消して嬉しい事の方が多いでしょうが、
その反面リスクも知ってもらっとかないと後から髪質や状態が変化してしまう時があります。
何も知らいないままでご来店されるよりかは当てる前の知識を入れてもらえると凄くありがたいです。
後で問題が起こらないようにするためであり、お互い気持ちよく美容室を快適に過ごして頂きたいと思います。
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熱ダメージの軽減に成功した今までにない新しい縮毛矯正!!
《この縮毛矯正で解決できる悩み》
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・指通りの違い