はい、みなさんこんにちは。主税(@chikarakouichi)です。
今回のテーマは、ヘアカラーについてのカラー剤の種類や特徴について書いていきます!
カラー剤といっても原材料や染毛メカニズムはもちろん、用途、使い方も様々ですので、ご来店される前の基礎知識として知っておいてください。
普段なんとなく、カラーしたりされてる方でこの色をしたいのに
えっ!思った色と違う!といった経験はないでしょうか?
そういったヘアカラーの失敗を少しでも減らし、そしてヘアカラーなどの疑問を一緒に解決していきます。
美容院でのダメージケアの効果を維持できるような、一人でできるホームケアの方法を解説。
ヘアカラーの種類
ヘアカラーの抜ける原因
カラーを持続させる方法
カラー剤の種類と特徴について
アルカリカラー
アルカリカラーとは別名、永久染毛剤や酸化染毛剤と呼ばれております。
美容室位おいて一般のヘアカラーとはこの薬剤での事を指しています。
明るくしたり暗くしたりや白髪染めなどを幅も広く色を再現出来る、最もスタンダードな染毛剤
キューティクルを開いて髪内部のメラニン色素を分解し、染料が髪の内部にまで浸透し染まるというメカニズムです。
ブリーチ剤
こちらは脱色剤と呼ばれる薬剤です。
アルカリカラーはキューティクルを開き、髪の内部のメラニン色素を分解することで髪の色を明るくするいうものですが、アルカリカラーの場合は色のレベルまでの脱色するというものです。
ブリーチの場合はその脱色パワーはマックスの薬品になります。
一度脱色された髪は永久的にそのままで暗くなったり色味が変わることはないです。
薬剤としての力も強くダメージも大きいですが、近年ケアブリーチといった前処理剤が誕生してブリーチのダメージも軽減されて
ブリーチからヘアカラーの幅がグンと広くなりました。
ヘアマニキュア
今はあまり使用されるお客様が少なくなったカラー剤ですが、酸性染毛剤と呼ばれております。
キューティクルと呼ばれる、うろこ状の箇所部分(表面)に着色するヘアカラー剤です。
髪内部のメラニン色素を分解したり、染料を浸透させる作用はないため、色落ちも比較的早いのと
皮膚に付くとすぐには取れないので頭皮には付かないように数ミリ開けて塗布しますので、ガッツリ根本までは染めきる事は出来ません。
ですが、アルカリカラーやブリーチといったアルカリ性にしないので、髪と同じ酸性で染色から、髪のダメージはないです。
カラートリートメント
カラートリートメントとは90%以上はトリートメント成分で出来ており、これと類似したのがカラーバターというのもあります。
ヘアマニキュアと同じくキューティクル付近に着色するヘアカラーになります。
カラートリートメントの中でもHC染料という電荷が小さく色が入りやすい染料が使用OKになってからは、
発色も色持ちもそれまでのマニキュアなどよりも格段に良くなり、ブリーチからの淡いヘアカラーを楽しむユニコーンカラーなども若い世代では人気なカラー剤になります。
一時着色剤
こちらは黒彩スプレーやヘアスプレー(多彩色)やカラーワックスなどが挙げられます。
主にイベント時に使用したり少しの時間だけ遊んでみたい方などに使用されており、髪の表面に付着しますが、
マニキュアとは違い髪の毛を洗うとその色は落ちて元の髪色に戻ります。
ヘアカラーの色持ちを長持ちさせる方法
せっかくサロンでキレイに染めてもらったのに髪の毛がパサパサになった事はありませんか?
ヘアカラーは大きくサロンカラーとホームカラーがあります。
メリット
美容師がダメージを最小限に抑える為の薬剤選定をしたり、メッシュやグラデーションといったデザインカラーができる、色の幅が広いこと
デメリット
市販に比べ約10倍のコスト、好きなときではなく美容師とのコミュニケーションが必要なこと
メリット
手軽自分の好きなときに好きなタイミングでできること、そして自分で色を選択できるというように使い勝手が良いこと
デメリット
髪質やダメージに対応できない為サンプルのようにはいかない、色落ちしやすい、色の幅が狭いこと
ヘアカラーが抜ける原因
カラーの持続を解説する前にどこのタイミングでカラーが抜け落ちているのかも知って起きましょう。これを知る事で日々のヘアカラーの色持ちが改善されるようになります。
①紫外線
まずは、髪もお肌と同じように紫外線の影響でダメージをうけやすいので今では髪の毛用の紫外線スプレーなども販売されております!
紫外線は長い事浴び続けてしまうと、髪の毛の中を分解してしまい色が抜けやすくなってしまいます。
今は飲む日焼け止めも販売しております。
特に気をつけないといけないのが、海など炎天下の直射日光を浴びると、髪の毛は水に濡れて結合が切れている状態なので色は物凄く抜けるのが速くなってしまいます。
②髪の毛ダメージ
特に気を付けないと行けないのが、熱によるダメージです。
アイロンやコテなど頻繁にされる場合、髪内部のタンパク質がぬけてしまったり、表面のキューティクルがはがれてしまったりします。
タンパク質がぬけてしまうと、カラー剤の色素が定着する場所がなくなってしまい抜けやすくなります。
キューティクルが少なくなるという事は、蓋を閉じていない状態と同じになってしまうので、どんどん流れ出てしまいます。
③シャンプー剤
シャンプーをする時にお湯で洗い流すと思いますが、熱いお湯だと色落ちしやすくなるので38度くらいのぬるま湯が丁度良いです。
そして、市販のシャンプーでは硫酸系のシャンプーがほとんどになりますので
シャンプーでの洗浄力は強めで髪の毛の汚れや頭皮の汚れと同じくカラーの色も一緒に洗い流してしまいます。
ヘアカラーの持続させる解決策
では、待ちに待ったヘアカラーを持続させる方法です。
カラーした日には洗わないようにする
ヘアカラーの直後は、染料がまだ髪にしっかり定着していない状態なので、
シャンプーをするとせっかく入った色が抜けてしまう原因になります。
お客様によっては髪の毛を洗いたいという方もおられます。
どうしても髪の毛を洗う場合は、熱いお湯だと色落ちしやすくなるので38度くらいのぬるま湯で軽くすすぐようにしてあげてください。
アウトバストリートメントを使用する
- 髪の毛の水分や脂質を保湿してくれて必要な成分が流れ出ないように、キューティクルを整え保湿してくれます。
- 乾かす時のドライヤーでの熱やヘアアイロンやカールアイロンの熱からの保護してくれます。
- 紫外線によるダメージからの保護してくれます。
髪の毛をダメージから守り、保湿することで同時にヘアカラーの色落ちまで防いでくれるので髪質にあわせて選びましょう。
※アウトバストリートメントは種類も多くこちらもメーカーによって特徴が変わります
持続させるならカラーシャンプーを使いましょう!
こちらはヘアカラーを持続させるカラーシャンプーと呼ばれる商品です。
主にシャンプーの中に染料が含まれていて、通常のシャンプーで色が取れるのを抑えてくれます。
カラーシャンプーは染料を入れながらシャンプーが出来るのでヘアカラーの持続はとても長く続いてくれます。
前までは紫シャンプーという黄ばみを抑えるシャンプーしかなかったのですが、
ここ最近では複数の色のカラーシャンプーが増えてきましたので、是非お試しください。
色の種類(バリーエーション)
- グレイ系
- アッシュ系
- ピンク系
- シルバー系
ヘアカラー剤の種類と特徴のまとめ
いかがでしたでしょうか?
これから初めてヘアカラーをされる方
せっかくヘアカラーしたけど色持ちされたい方
カラーはしてるけど、自分に合ったカラー剤がわからない方
今はヘアカラーブームで、カラー剤も色んなメーカーから出されております。
メーカーによってのカラー剤の特徴や色の出方は変わってきてしまいますのでそちらも知っておく事も大事になってきます。
ヘアカラーをする上で大事になってくるのが髪の毛のケアになります。
艶のある綺麗な髪を保つ為には、ヘアケアなども合わせて行っていく事を忘れないで下さい!
こちらの記事を参考にして頂き是非活用していただけたらなと思います。
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