みなさん、こんにちは。主税(@chikarakouichi)です!
今日はお客様からよくある質問の『縮毛矯正とヘアカラー』での疑問などを説明していこうと思います。
こちらの記事を見て、同時施術をするかしないかは判断していただけたらなと思います。
くせ毛の方が1年で最も憂鬱な時期と言えるのが梅雨時期
朝に頑張ってセットしても一歩外に出たら雨や湿気であっという間に髪のうねりやボリュームが出てしまう
せっかく頑張ってセットしても台無しになってしまいブルーな気持ちになったという経験をしたいう方も多いでしょう!
対策として梅雨前に縮毛矯正をする人は非常に多いので、縮毛矯正とカラーを同時にしようかと考えている人も多いと思います。
そんな人の中には上記のような疑問や不安を持つ人もいるかと思いますので、これから縮毛矯正とカラーを同時にしようと考えている人に役立つ情報をお伝えしていきたいと思います。
それでは順を追って解説していきたいと思います。
縮毛矯正とカラーは同時にすることが可能
まず縮毛矯正とカラーは同時にすることが可能ですが
実は縮毛矯正とカラーを同時にすることは薬事法で禁止されています。
しかし、多くの美容院で縮毛矯正とカラーは同時に行っていますし、最近は法に触れない薬剤も出てきているのでこの部分はかなり曖昧になっています。
分けて行う場合は縮毛矯正→カラーの順番でするのがオススメです!
次に縮毛矯正とカラーを短い間隔で行う場合は縮毛矯正から行うようにしましょう。
なぜならカラーを先にしてしまうと縮毛矯正をする際に髪色が明るくなってしまうからです。
それでは縮毛矯正してからどれくらい開ければカラーをしていいのかと言えば『最低1週間』は開けるようにしましょう。
理由は髪の毛のキューティクル(髪の毛を物理的刺激から守っている)は薬剤に入っているアルカリに刺激を受け、キューティクルが元の状態に戻るのに約1週間かかる上にその間は髪の毛がダメージしやすく不安定な状態だからです。
そうすることで仕上がりのクオリティを極力落とさず髪へのダメージも最小限にすることができます。
髪のことを考えると同時に行うのは避けたほうがよい
冒頭でお伝えしたように縮毛矯正とカラーは同時にすることは可能ですが個人的にはオススメしません。
- 髪へのダメージが非常に大きい
- 仕上がりのクオリティが下がる可能性が高い
誰でも想像できると思いますが、薬剤を使って髪を変形させる、
縮毛矯正やカラーを同時に行うことは髪へのダメージが非常に大きいです。
そして同時にすることで間隔をあけて行ったときに比べて仕上がりのクオリティに差が出る可能性が高いです。
美容院で縮毛矯正とカラーを同時に行う場合は縮毛矯正から行う場合が一般的です。
すでにお伝えしたようにカラーをした後に縮毛矯正を行うと薬剤により色落ちして髪色が明るくなってしまうからです。
縮毛矯正を行いそのあとにカラーを行いますが縮毛矯正は美容院の施術の中で最も髪へのダメージが大きいメニューであり、カラーは髪のダメージが大きいほど理想とする色味を出すのが難しくなります。
結果として髪の毛が非常に傷んだ上に思っていたカラーにならなかったなんてことも十分考えられます。希望するカラーによっては同時にできないこともあります。
1日ですべて終わり手間が省けるというメリットは魅力的ですが、デメリットもよく考えて判断する必要があります。
それでもどうしても同時に行いたいという場合は、以下の点気をつけましょう!
縮毛矯正をしているとヘアカラーがきれいに染まらない!?
たくさんの方が縮毛矯正やカラーをしている中で、染めた後のムラ染まりになっている方や、毛先が暗い状態になってしまっている方をよく見かけます。
一体なぜこんなことになってしまうのでしょうか??
縮毛矯正をすると髪にカラー剤が浸透しにくくなる
髪の毛は80%以上がタンパク質からできておりアミノ酸の集合体になります。
そのため、縮毛矯正や日々のヘアアイロンの熱によって髪に変化が起こるのです。
タンパク質と熱の関係は卵をイメージするとわかりやすいです。
『卵に対して熱を加えることで卵がどんどん固まっていって目玉焼きやゆで卵ができますよね?』
それがタンパク変性という現象です。
このタンパク質の熱変性が起こることでカラー剤の浸透に影響が出るのです。
目玉焼きの表面に醤油をかけることはできても、内側に染み込ませるのはなかなかムズかしいですよね。
矯正縮毛をすると、髪内部のタンパク質が熱により少しずつ固まってしまい、カラー剤の浸透が悪くなります。
そして、髪の変性が起こっている度合いによってカラーの浸透しやすさも変わってきてしまいます。
ダメージを受けた髪はカラーの発色がムラになってしまう
縮毛矯正をする人に必ずしっといてもらいたいのが、髪はどうしてもダメージを受けてしまうということ。
ダメージを受けた髪の内部は毛髪内成分の流出により穴が空いてスポンジのようにスカスカになっています。
そのため、ダメージの進んだ髪は水やカラー剤を吸い込み過ぎてしまう傾向があります。
髪が濡れた状態でカラー剤を塗れば水分量が多過ぎてカラー剤が薄まってしまいます。 また、乾いた状態でカラー剤を塗れば健康な髪よりもカラー剤が浸透し過ぎてしまいます。 根元から毛先までのダメージ度合いが違う髪を圴一な色に染めるのは難易度が高い。
縮毛矯正とカラーをどちらもしている髪は場所によってダメージ度合いが全然違うことが多々あります。
そのため、縮毛矯正をしている髪にカラーをするとムラになりやすいのです。
縮毛矯正とカラーの同時施術のまとめ
いかかでしたでしょうか?
縮毛矯正とカラーを同時に行う場合と別日に行う場合について順序や注意点など書かせてもらいましたが、希望する内容によっては変化する可能性もあります。
基本的には私は同時施術の方はリタッチだけならおすすめです。
根本は何も施術を行っていないのでダメージはそれほど出にくいため全体染めは一週間空けて、根本は当日にするといったような感じです。
お子様のお迎えやどうしても時間を短縮しないといけないなど色々な理由があります、
最終的には美容院の担当の方と相談して自分にとってベストな方法を見つけてくださいね。
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熱ダメージの軽減に成功した今までにない新しい縮毛矯正!!
《この縮毛矯正で解決できる悩み》
・コテ巻きもふんわり綺麗にきまる
・熱ダメージが少ないので繰り返し施術可能
・ツヤの長持ち
・指通りの違い