はい、みなさんこんにちは。主税(@chikarakouichi)です。
今回のお話は髪質でのスタイルポイントを軽く説明しようと思います。
- 多毛
- 普通毛
- 軟毛
この3つのうちどれかが皆さんに当てはまるのではないでしょうか。
ちなみに自分は普通毛です。恐らくこれから軟毛薄毛になり、最終はなくなる予定。
ヘアスタイルの要望聞くときや提案する際はこの髪質での再現性の高さを重視しながらヘアスタイルを決めるのがポイントです。
いくら可愛いスタイルおしゃれなスタイルでもご自身でのお家で再現できなければ、その時だけになっしまいますよね。
それではなんの意味もないので、お家でも再現ができ更に可愛く簡単にスタイリングができるヘアスタイルを見つけるのが私たちの仕事です。
では、髪質に合うヘアスタイルをお伝えいたします。
どんな髪質でどんなヘアスタイルを提案するか?
- ショートになりすぎないボブ
- ハチ周りをレイヤーいれすぎない
- 重たすぎるとただのおかっぱになりすぎない
- 削ぎすぎない
- 軽さは顔周りに入れる
今回のお客様はどうしてもハチ周りが出てるのでここにレイヤーを入れすぎると、余計に頭の方が大きくなるので気をつけよう。
もちろん個人差はありますが、骨格もちゃんとみながらフォルムを大事にしなくちゃいけないんですよ。全ては形で決まるといっても過言じゃないんですよ!
短いショートスタイルは髪質がもろでるのでカット技術が必須
カットで一番難しいのショートスタイルです。
特に縮毛矯正当てたては毛先がピンとしてるので毛先に柔らかさがなくなりやすくなります。
でも、それだと不自然になるので、セニングやスライシングなんかで毛先に柔らかさをつける高等技術が必須。
セニング技術はスタイリストのよって使い方にかなりのムラがあります。
今の20代後半〜30代美容師はこのセニング技術はすごく教えられた時代なのですき方も綺麗ですが、若い世代では毛先のぶつ切り感をなくすために同じ箇所をよくすかしています。
若い世代の子をディスってる訳ではないですが、勿論上手な方もいますが全体的にすきバサミに頼ってベースカットでのスペックが弱い印象です。
実際に後輩の子達や会社のアカデミーで講習を見に行っての感想ですね。
重さが出る所には軽さもある
日本人はハチから上が量重たい人とハチから下が量重たい人の二種類の方しかいない。
量を減らしてバランスをよく見せるにはどうしても、全体の毛量を均一にする必要があるんですよ。
その全体の毛量をバランスを合わして、初めてそこから細かな調整で変えて質感調整をしていくことになります。最初っから適当に毛先をすきまくると、以前説明した物理的ダメージが出すぎて大変のことになってしますんですよね。
ハチ上とハチ下の量を同じくらいに合わす
襟足から減らすのはNG
サイドの量は普段の分け方で合わす
自分もよくあったのが、カット手順で教えられたのが、切ってきた手順からセニングを入れるのがオーソドックスなんですね。
ショートやボブスタイルの場合は大体の方は後ろのネープから切ってから顔周りにカットする方が多く当然セニングでカットするのもネープからすいていきます。
そうすると、ハチから下が量が少ない人は当然ネープ部分がペランペランになりハチが出っ張りが余計に目立つことになるんですね。
”すき過ぎた場合の髪の毛”
・毛先がまとまらない
・変な癖が出てくる
・ツヤがなくなる
・引っかかりが出る
・カラー・パーマでのダメージが増える
顔周りのレイヤーで軽さ調節
この中でも特に今のスタイルは顔周りにレイヤーを入れるか入れないか、もしくは長さの設定を短いそうじゃないかでほとんどのスタイルが共通しています。
後ろは前下がりなのか、前上がりのマッシュベースか、それともワンレングスベースなのかの③種類からのどれかなので、それぞれベースカットをしとけばまぁ外れる事はないと思います。
ですが、ヘアスタイルの重要な部分は顔周りですよね!この顔周りを作り込むだけで、スタイルが可愛くなるシルエットに7割占めることになります。
小顔効果のあるヘアスタイルはこの顔周りを作り込む事で顔の幅や高さを変えて小顔に見せます。
更に言えば、この技術で黄金比の輪郭さえ作ることもできます。
多毛の方のスタイルポイント:まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は表面に少しレイヤーを入れたやや前上がりのレイヤースタイルにしました。
毛先のダメージが嘘みたいになくなったでしょ!気になるハチ上もコンパクトになり毛先の柔らかさも出しやすくスライシングで作りました。
顔周りは耳掛けも出来るように顎下で調整したので、お家でも再現はしやすいスタイルになったのではないでしょうか。


若い子達でも感性豊かで素敵なスタイルを作りますが、技術のノウハウはやはり経験値が高い美容師の方が有利といえますね。
いろんな髪型に挑戦するのも一つの方法ですが、一度切った髪の毛はボンドでくっつける事はできません。
ご自身に合った似合うヘアスタイルやライフスタイルに合わしたヘアスタイルを是非一緒に見つけていきましょう!
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